巨人・菅野が12球団完封1番乗り! 1安打の圧巻投球、坂本が“片手弾”で援護

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

中日は大野雄が2失点と好投も打線が沈黙し連勝止まる

■巨人 5-0 中日(3日・東京ドーム)

巨人は3日、本拠地・東京ドームでの中日戦に5-0で勝ち、貯金を今季最多の6に伸ばした。先発の菅野智之投手が7回途中まで中日打線をノーヒットに封じる圧巻の好投。9回までゼロを並べ続けて、12球団完封一番乗りとなった。

エース菅野が圧巻の投球を見せた。初回から付け入る隙を与えず凡打の山。4回に死球と四球で得点圏に走者を背負ったが、危なげなく後続を切った。7回1死までノーヒットピッチング。ビシエドに初安打となる二塁打を浴びたが、9回までこの1安打で投げ抜き、リードを守った。

好投する菅野を援護したのは、チームリーダーの坂本だった。0-0で迎えた6回1死で、こちらも圧巻の好投を見せていた中日・大野雄の低めのスライダーを捉えて先制ソロ。左手1本のフォロースルーで左翼席まで運ぶ、技ありの先制弾だった。7回には中日守備陣の乱れで2点目、8回にはさらに3点を加えて勝負を決めた。

中日は大野雄が7回まで124球を投げて4安打10奪三振2失点と力投。だが、打線が菅野の前に沈黙し、連勝は3で止まった。(Full-Count編集部)

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