拳銃奪い発砲の男を鑑定留置

 横須賀市久里浜3丁目の市営団地で浦賀署の男性巡査部長の拳銃を奪った住民の男が発砲した事件で、横浜地検は27日、殺人未遂などの容疑で送検された無職の男(37)について、刑事責任能力を調べるため横浜地裁に鑑定留置を請求し、認められたことを明らかにした。同日付で期間は3カ月半。

 同容疑者は14日午後、通報で駆け付けた男性巡査部長の拳銃を奪って4発発砲、うち3発を巡査部長に命中させて重傷を負わせたとして、殺人未遂などの容疑で現行犯逮捕されていた。

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