泥まみれで田植え 平戸・津吉小

自分たちで育てた苗を植える津吉小5年生ら=平戸市津吉町

 長崎県平戸市田代町の市立津吉小(田川定司校長)の5年生24人が6月26日、近くの水田で田植えを体験した。
 同校が毎年、1、2学期を通してコメづくりを学ぶ総合学習の一環。約0.5アールの水田は校区内の農業、小川大作さんが管理。これまで児童は田植え、稲刈りに取り組んだが、本年度は校内で苗を育て、田植え前のあぜ塗りも担当した。
 5年生は教職員や応援の保護者らと水田に入った。膝上まで泥まみれになりながら1時間以上、作業を続けた。吉永倫太朗君(10)が「初めての田植えは思ったよりきつかった。いろいろ教えてくださってありがとうございました」と振り返り、お礼を述べた。

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