サンディエゴ・パドレス所属の32歳、トミー・ファム外野手に新型コロナウィルスの陽性反応が確認されたと、パドレスGMのA.J.プレラーが発表した。現時点では感染症状は出ていないという。
ファムは2006年のドラフト16巡目でセントルイス・カージナルスに入団。2017年に128試合で打率.306、23本塁打、25盗塁、OPS.931とブレイクし、翌2018年シーズン中にはタンパベイ・レイズにトレード移籍。両チーム合わせて137試合に出場して、打率.275、21本塁打、15盗塁、OPS.830と、前年よりは落ちるものの、十分優秀な成績を残した。
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2019年は自己最多の145試合に出場し、打率.273、21本塁打、25盗塁、OPS.818を記録。3年連続で打率.273以上、21本塁打以上、15盗塁以上、OPS.818以上と安定感を示してみせた。
今オフには、昨年33発を放ったハンター・レンフローらとのトレードでパドレスに移籍。2006年を最後にプレーオフ出場がなく、低迷するチームの中心選手の1人として期待されていた。
現時点ではファムに感染症状は出ていないが、サマーキャンプに参加するためには検査で2回続けて陰性反応を確認する必要があるため、レギュラーシーズンの開幕に出遅れる可能性もある。