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堀ノ内駅駅前広場で京浜急行バスの誘導をしています。
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駅前を東の方を見ています。京急さんのホームページに駅近くの日蓮宗泉福寺が紹介されていたので行ってみることにしました。堀ノ内駅の周辺、もちろん地図を見てどこに行くか考えました。海までは近いのですが、海つり公園ではなぁ。眺望の広がるような場所も近くには無さそうだったので、紹介されていたお寺に向かう事にします。
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まだ堀ノ内駅のホームが続いていますが、下に小さなガードがあります。ここに入って行く様です。
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すぐにお寺が見えてきました。周囲は完全な住宅街です。
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日蓮宗照本山泉福寺。応永6年(1399年)開山という古いお寺です。
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山門前に「奉往詣一千精舎供養卬塔」。千の寺に詣でたとを言っているのでしょうか。表面は南無妙法蓮華経、「法華経の教えに帰依する」という意味ですが、日蓮が唱えたのは「末法の衆生を成仏させる根源の法」という意味なのだそうです。間違っていたらすみません。
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反対側には、宝暦十一年(1761年)の日付があります。当山十九世 慈光院日嚴と読めます。
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シンプルで美しい山門。元々は山号を架けるので山門と呼ばれたのです。扁額がかかっていないのは珍しい。四脚門ですが、門扉がないのも不思議です。
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本堂。切妻が正面にある珍しい本堂。照本山という扁額が本堂に架かっています。オリジナルのお寺は関東大震災で全壊し、古文書、寺宝など全てが焼けてしまいました。昭和29年(1954年)に本堂が再建されています。
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毘沙門堂。寺の境内に神社建築があるのは不思議ですが、昭和29年(1954年)本堂が再建された年に馬掘にあった白山神社旧社殿を移築したものとのこと。何故神社の社殿を持って来たのか、経緯は調べた範囲では不明でした。
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訪問したのは2020年2月22日(土)。梅が咲きかけていました。静かな境内で白い梅の花を見るのは何となく心が慰撫されます。切妻屋根の切妻側が正面という珍しい本堂の屋根が分かります。
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これは何でしょう。地面に置かれたのか、少し埋められているのかも分かりません。そもそも漢字が読めません。檀(まゆみ)ではないしなぁ。でも中家檀でしょうか。辛うじて横の「明治四十年」は読めました。
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こちらには、大正五年の文字がありました。為恩師常在院・・・と読めますが左には連名が並んでいます。関東大震災以前のものです。
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堀ノ内駅の方に戻ります。京急線がホームに停まっています。
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堀ノ内駅から京急本線と久里浜線が分岐します。不思議なのは本線は基本的にほとんどが普通電車、久里浜線には快特などの優等電車と分かれるのです。本線浦賀方面に向かいます。
【駅ぶら03】京浜急行95 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)