横浜の夜景に浮かび上がるシンボル 休業中のマリンタワー

試験点灯で青色にライトアップされた横浜マリンタワー

 横浜市は7日から、横浜マリンタワー(高さ106メートル、横浜市中区)をライトアップする。2022年3月末まで改修工事で休業中だが、タワーの存在感を演出して山下町エリア全体のにぎわいを創出していく。試験点灯が実施され、横浜港の夜景にブルーに染まったハマのシンボルが浮かび上がった。

 七夕に当たる7日夜からは、新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者への感謝の気持ちを込めてブルーにライトアップする。8月以降は光の色を増やすとともに、動きのある空間演出を施す。

 市は7日から特設ウェブサイトも開設し、動画を配信。市経済局は「ライトアップを通じて、横浜経済を支える飲食業や観光業の皆さんにもエールを送りたい」と話している。

 マリンタワーは開港100周年に合わせ1961年に建設された。塔体塗装などの改修工事が終了する22年4月以降の再開業を目指している。

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