『麒麟がくる』のあの人ゆかりの地?お地蔵様を踏んだ織田信長

大河ドラマ『麒麟がくる』では、朝倉氏の本拠地・越前(福井県)も描かれていますが、福井県鯖江市でも織田氏・朝倉氏ゆかりの地を発見しました!

なんと、朝倉氏との戦いの際に、織田勢が踏みつけて進軍したお地蔵様が残っているとのこと。
にわかには信じがたいですが、その真相とは…。

織田氏・朝倉氏ゆかりの『地蔵橋』とは

鯖江駅から徒歩10分ちょっと。
鯖江市本町に、地蔵橋と呼ばれる場所があります。

ここが、織田氏・朝倉氏ゆかりのお地蔵様が置かれている場所です。

噂通り、そこにはすり減り、横たわったお地蔵様がありました!!

なぜお地蔵様がこのような姿になってしまったかというと…。

かつて、織田と朝倉の戦いの際、朝倉勢は橋を壊してこの近くにある長泉寺を守ろうとしました。
すると織田勢はそばにあったお地蔵様を川に投げ込み、そのうえを踏んで進軍したというのです。

さらにその後、長泉寺の僧が夢で「我が体を踏ませて、通る衆生に功徳を与えん」というお告げを受け、お地蔵様を引き上げて旧北陸道の小川の橋にしたと言われています。

本当にお地蔵様を踏んだの?と驚きますが、これらの歴史を裏付けるように、地蔵橋のお地蔵様はかなりすり減っているので、きっと本当の話なのでしょう。

ちなみに「地蔵を踏むと災難除けになる」という言い伝えもありますが、踏むのは少々ためらわれますね…。

しかしさすが織田勢。
お地蔵様を橋にしてまで進軍するとは、驚きです!

地蔵橋周辺のパワースポットも要チェック!

せっかくなので、地蔵橋周辺にあるパワースポットと呼ばれる場所もチェック!

まずは、観光スポットとしても人気の高い、西山公園にある祈りの道。

展望台へ上る遊歩道なんですが、300mの間に約400基もの石像が並んでいます。

石像は、さまざまな人が地元彫刻家の指導の下で彫り上げたものだそうです。
それぞれに表情や雰囲気が異なり、味わいがあります。

さらに、西山公園内にある『結びの広場』は、縁結びや恋愛にご利益のあるパワースポットとして知られています。

広場には『結びのチャイム』と呼ばれるチャイムがあり、専用のコインを入れるとチャイムがという仕組みになっています。

実は西山公園は、日本海側最大のつつじの名所でもあります。
つつじの花言葉は「恋の喜び」、「燃える思い」。
恋愛のパワースポットと言われているのも頷けますよね。

鯖江市にはまだまだ歴史や自然あふれるパワースポットがたくさん!

詳細は以下でご紹介しています。

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