県内12市町に大雨警報 浸水、増水に注意呼び掛け

大雨(イメージ)

 横浜地方気象台は6日、大雨に関する気象情報を発表し、7日朝にかけて県西部の多い所で180ミリ、東部で50ミリの雨が降るとの見通しを明らかにした。停滞する梅雨前線の影響で3日以降、箱根町で300ミリ、山北町では160ミリを超えるなど西部の山沿いを中心に雨量がかさんでおり、土砂災害への警戒を促している。

 気象台は横須賀、平塚、小田原、箱根など12市町に大雨警報を発表。低い土地の浸水や河川の増水、落雷や突風などに対する注意も呼び掛けている。西部では1時間30ミリの激しい雨が降る可能性があるという。

 前線は7日にかけて北上する見込みだが、引き続き雨が降るとみている。同日朝から8日朝までの24時間に予想される降水量は、西部で100~200ミリ、東部は50~100ミリとしている。

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