コロナ感染のブレーブス主砲・フリーマン 体調は回復傾向

新型コロナウイルスに感染していることが判明し、高熱などコロナの症状に苦しんでいたフレディ・フリーマン(ブレーブス)だが、体調は徐々に快方へ向かっているようだ。しかし、主砲がコロナに感染したという事実は、ブレーブスの選手たちに小さくないインパクトを与えた様子。また、ブライアン・スニッカー監督は、フリーマンが開幕に間に合わないケースに備え、代役の一塁手について検討し始めている。

22歳の先発右腕、マイク・ソローカは「僕もみんなと同じように驚いたよ。みんなコロナには十分に気を付けていたからね。フレディのような人ならなおさらだよ」と驚きを隠さなかった。「彼は家族と一緒に自粛生活を過ごしていた。それでも感染してしまうということを実感したよ」とコロナの恐ろしさを改めて実感したようだ。

フリーマンは中断期間の大部分をカリフォルニアの自宅で過ごし、最近になってようやくシーズンに向けた準備のためにアトランタに戻ってきた。妻チェルシーのインスタグラムの投稿によると、彼らはコロナ感染拡大によるロックダウンが始まったあと、食料品店やレストランには足を運ばなかったようだ。しかし、それでもフリーマンは感染してしまった。アトランタへ移動してから感染した可能性も取り沙汰されている。

チームに合流するためには、コロナの症状がない状態が72時間継続し、24時間以上のスパンのなかで2度陰性と判定される必要がある。レギュラーシーズン開幕まで3週間を切っており、フリーマンの調整が開幕に間に合わない可能性もあるため、スニッカーは代役の一塁手について検討し始めている。

現時点で最有力の案は、ヨハン・カマルゴと正三塁手の座を争う新鋭オースティン・ライリーを一塁へ移すことだ。スニッカーはライリーの一塁守備について「よく動けていたよ。しっかり守ることができると思っている」と合格点を与えている。また、外野手のニック・マーケイキスとアダム・デュバルを一塁でプラトーン起用したり、40人枠外のヨンダー・アロンゾやピート・オブライエンを起用する案も浮上しているようだ。

© MLB Advanced Media, LP.