新型コロナウイルス感染症を巡り、黒岩祐治知事は6日、症状によって受け入れ先を分類する県独自の医療体制「神奈川モデル」の安定的な運営を図るため、健康医療局に新たな組織を立ち上げる考えを示した。人員規模や業務内容などの詳細は検討中で、8月中にも設置するとしている。
県は優先度の低い事業の中止や見直しを図り、コロナ対策に当たる関係部署に応援職員を派遣して対応してきた。クラスター(感染者集団)や感染の第2波に備えつつ、インフルエンザなど既存の感染症への対応や県内保健所との連携をより強化するのが狙い。
同日開かれた県議会予算委員会で神倉寛明氏(自民党)の質問に答えた。