ホテルフラッグス諫早 客室一新 「滞在型」目指す

リニューアルしたロビーで出迎える吉田総支配人(左)ら=諫早市、ホテルフラッグス諫早

 諫早市金谷町のホテルフラッグス諫早は今月、客室を改装し、リニューアルオープンした。木をふんだんに使った温かみのあるデザインで統一。旅行者だけでなく、地元住民も楽しめる「滞在型」の宿泊施設を目指していく。
 同ホテルは昨年12月、冠婚葬祭大手「メモリード」が旧諫早観光ホテル道具屋を買収して開業。今年4月から約3カ月間、改装工事に入っていた。客室に続き、レストランが来月1日、営業開始する予定。婚礼用チャペルが完成した後の9月中旬、グランドオープンする。
 客室は全49室。洋室(シングル、ツイン、トリプル)と和室、スイートルームがあり、家族連れなど大人数で利用できるよう、広めのベッドを備えた。ロビーには、諫早や長崎に関連した書籍を集めた宿泊者専用ライブラリーを開設した。
 吉田重人総支配人は「地域の皆さまに密着しながら、諫早の魅力を発信できるホテルにしたい」と話した。

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