太地町長選・町議補選いずれも無投票に

きょう(7日)告示された任期満了に伴う太地(たいじ)町長選挙は、現職のほかに立候補の届け出は無く、無投票となりました。無投票当選したのは、無所属の現職・三軒一高(さんげん・かずたか)氏72歳です。

支持者らから花束を贈られる三軒氏(7月7日・太地町役場)

三軒氏は日本大学商学部を卒業後、太地町議会議員を7期務めたあと、2004年の町長選挙で初当選し現在4期目です。 三軒氏は、万歳三唱は自粛して行わず、無投票当選が決まったきょう午後5時過ぎ、太地町役場で記者たちの質問に答え、5期目も町長就任後から計画している「くじらの学術研究都市」の構築を進める考えを強調しました。   三軒町長は5期目の抱負について「令和の時代はくじらの恵みを学術的に活かして、学校給食を無料化したり、高齢者が国民年金で生活出来るようなまちづくりをしたい」と述べました。

またきょうは、議員の死去に伴う欠員1の太地町議会議員の補欠選挙も告示されましたが、無所属の新人・宮川茂(みやがわ・しげる)氏69歳のほかに立候補者はなく、宮川氏の無投票当選が決まりました。

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