肩こりや腰痛が劇的に改善、肩甲骨はがしの創始者である医師が教える最強の体メンテナンス方法!

デスクワーカーを悩ませる、 肩や腰の「こり」と「痛み」。 マッサージや整体に行けば、 そのときはラクになるけれど、 数日するとまた辛くなる、 の繰り返し。 クリニックに行っても「異常ありません」と言われ、 解決しない。 心身ともに、 なんとなく不調で、 仕事に身が入らない、そんなみなさんのために、 『肩・首・腰・頭 デスクワーカーの痛み全部とれる 医師が教える最強メソッド』(遠藤 健司/著) が発売。

実は、 筋肉には、 もんだり、 器具を使ったりして、 外から一点に力を加えると、 より固くなる性質がある。 つまり、 症状がより悪化するのだ。マッサージ店に行ったり、 健康器具を使ったりしても、 しばらくするとまた患部が痛くなるのはこのせい。これを防ぐためには、 体の内部から筋肉をほぐす必要がある。

本書では、 現役の整形外科医であり、 「肩甲骨はがし」の創始者である著者が医学的なエビデンスにもとづいて、 数回さするだけで痛みが改善する、 画期的な「押し流し」マッサージ というメソッドを紹介。

本書の体メンテナンス法の1つ目のポイントとなるのが、 「 ファッシア 」。 筋肉のまわりにある“ゆるい〞組織の総称で、 「筋膜」もこれに含まれる。 このファッシアは水分を含む「ゆるゆる」な組織だからこそ筋肉が動くときの「潤滑油」のような役割をしています。

最近の研究で、 このファッシアが「こり」や「痛み」とより深く関係していることも明らかになっている。 どうやら、 ファッシアが水分が多すぎてむくんでしまうと、 「こり」や「痛み」を感じやすくなるようなのだ。

このファッシアのむくみをとるのが、 「押し流し」マッサージです。 やり方は実に簡単で、 患部の筋肉を伸ばしながら指で5回ほどさするだけ。 本書では、 まず痛みの出る筋肉を特定し、 その筋肉ごとに適切な「押し流しマッサージ」を解説。 わかりやすいイラストとQRコードによる動画でチェックができる。

実は、 著者の遠藤淳教授自身もひどい五十肩に悩まされたひとり。 筋膜リリース注射を打ち、 改善を目指したことがあるそうですが、 注射はたしかに効果があり、 痛みがやわらぐものの、 効き目はすぐに消えて痛みが戻ってくる、それならば、 と思いついたのが、 筋膜リリースのターゲットである筋肉を、 自分でマッサージすることも有効ではないか、 ということ。 さっそく、 自分で「押し流し」のマッサージをやってみると、 予想は的中。 肩を動かしたときの痛みが瞬時にやわらぎ、 結局、 このマッサージを続けることによって、 五十肩を治すことができたという。 その後、 この「押し流し」マッサージを様々な人に試してもらい、 確立したメソッドを本書にまとめた。

本書の2つ目の特徴が、 著者自身が考案した「肩甲骨はがし」ストレッチ、「骨盤振り子」運動、「壁つき背伸び」体操の3つのエクササイズ。 おもに体の深い部分にある「インナーマッスル」を動かすことで、 「こり」や「痛み」を予防し、 やわらげる。「押し流し」マッサージでファッシアのむくみを取った後、 3つのトータルなエクササイズを行うという流れで、 体と心の健康を保つことができる。いつでもどこでも簡単にできてお金もかからない「押し流し」マッサージとエクササイズで、 肩・首・腰・頭の痛みとサヨナラをしよう。

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