命の尊さ、訴える 「長崎平和音楽祭」 原爆資料館ホールで25日

第35回長崎平和音楽祭のポスター

 第35回被爆75周年長崎平和音楽祭(実行委主催)が25日午後2時、長崎市平野町の長崎原爆資料館ホールで開かれる。長崎原爆の日(8月9日)前後の時期に平和を発信するイベントを展開する「長崎平和アートプロジェクト(ナヘア)」の一環。
 「限りあるすべての生命に心から感謝 “ありがとう”が合言葉」をテーマに、県内の演奏団体などが音楽を通じ命の尊さを訴える。被爆3世で長崎市のソプラノ歌手、内夏美さんが「アメージング グレイス」などを披露。箏や尺八による邦楽と語りのコラボレーション「修羅」の上演のほか、ジャズの演奏もある。
 新型コロナウイルス感染対策として、来場者には間隔を空けて着席してもらうほか、マスク着用や手の消毒などを促す。
 入場料は一般千円、中学生500円、小学生以下無料。問い合わせは平和音楽祭事務局(電095.823.9373)。

© 株式会社長崎新聞社