困窮の長崎大生に生活支援金贈る キワニスクラブ

瓜生さん(中央)に目録を手渡す水嶋会長(左)=長崎市内のホテル

 子どもの支援に力を入れている国際的な奉仕団体の県内組織「長崎キワニスクラブ」(水嶋英治会長)は7日、新型コロナウイルスの影響でアルバイト収入が減少し、困窮している長崎大の学生15人に生活支援金として1人当たり5万円、計75万円を贈った。
 15人は海岸清掃に取り組む長崎大の団体「ながさき海援隊」のメンバー。同クラブの学生部門「サークルK」として活動している。
 長崎市内のホテルで贈呈式があり、同大水産学部3年で同隊6代目代表の瓜生信汰朗さん(20)、同2年で副代表の平松佳菜子さん(20)が出席した。
 水嶋会長が「わずかだが生活に役立ててほしい」と目録を手渡し、瓜生さんは「アルバイト先が休業して生活に苦しんでいるという声がメンバーから多く寄せられていた」と支援に感謝した。

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