ホテル3密 スマホで可視化 長崎バス情報サービスが開発、販売

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赤い人形が3人並び「混雑している」ことを示す画面。後方はセンサーとコントローラー=長崎市新地町、長崎バス情報サービス

 長崎バス情報サービス(長崎市)は、ホテルの利用客が館内レストランに出向く前に混み具合を確認できるシステムを開発、発売した。スマートフォンでQRコードを読み込めば表示され、新型コロナウイルス感染リスクの3密(密閉、密集、密接)を避けるツールとなる。
 商品名は「混雑状況リアルタイム可視化ソリューション」。同じ長崎バスグループのホテル日航ハウステンボス(佐世保市)が客の利便性向上や感染防止のため提案し、1日の営業再開に合わせて本格運用を始めた。
 長崎バス情報サービスによると、レストランや大浴場などの入り口にセンサーを設置し、入退室人数を管理。スマホでQRコードを読み込むと、混み具合を色の違いと人形の数で3段階(多い順に赤3人、黄2人、青1人)表示。利用客は、客室内にいたまま状況を把握できる。館内モニターにも表示可能。どれほどの人数を「混雑」とみなすかの閾値(しきいち)は現場で自由に設定することができる。
 センサー式はカメラ式と比べ、高いプライバシー保護が求められるエリアで導入しやすく、短期間で取り付けられ、耐用年数が7年と長持ちなのがメリット。既に他のホテルからも問い合わせがあり、同社は「宿泊客に安全安心を発信する上でも有効なツール」としている。