避難所で新型コロナ対策  感染疑いのある場合は別室テント 職員にはフェースガードや紐

今回の雨で三重県鈴鹿市が開設した避難所では、新型コロナウイルスの感染拡大防止策がとられています。

鈴鹿市では、昨年度まで大雨警報などの気象警報が発表された際、最初に開設する避難所は公民館や小学校など25カ所でしたが、3密を回避するため今年4月から33カ所に増やしました。

避難所に来た人には検温と体調の聞き取り、手や指の消毒を行い、感染の疑いのある場合は別室のテントに誘導することにしています。

また、それぞれの避難所には「感染症対策グリーンボックス」が備えられ、職員の感染防止のためのフェースガードや間隔を空けて避難者を誘導するための紐などが入っています。

また、避難所となる小学校の体育館にはウオーターサーバーも設置され、感染予防のうがいや熱中症対策に使うことができます。

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