雨で地盤が緩んだ箇所も  三重県南部で断続的に雨 土砂災害に警戒を

活発な梅雨前線の影響で、8日は三重県でも南部を中心に断続的に雨となりました。

御浜では8日朝6時ごろ、1時間に38.5ミリを記録するなど南部を中心に激しい雨が降りました。

7月3日の降り始めからの雨の量は、御浜で421ミリと400ミリを超えたほか、熊野市新鹿で349.5ミリなど東紀州地域を中心に大雨となりました。

前線は9日にかけて停滞する見込みで、三重県でも大雨が続く恐れがあり警戒が必要です。

9日にかけて予想される1時間降水量は、多いところで北中部・南部とも30ミリ。

9日午後6時までの24時間降水量は、多いところで北中部80ミリ、南部120ミリの予想です。

津地方気象台では、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、雨の降り方によっては土砂災害の危険度がさらに高まる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。

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