箱根500ミリ、山北300ミリ 11日以降も大雨の恐れ

横浜地方気象台

 梅雨前線の影響で続く大雨の総雨量は9日、箱根町で500ミリを超え、山北町では300ミリに達した。横浜地方気象台は11日以降も大雨の続く恐れがあるとして注意を呼び掛けている。

 気象台によると、降り始めとなった3日正午以降の雨量は、9日午後4時現在で箱根町は526.0ミリ、山北町が306.5ミリ。8日夜から9日未明にかけ県西部の山沿いを中心に雨が強まり、小田原市でも210.5ミリとなった。

 雨は10日午前にいったん小康状態となる見込みだが、午後以降は再び降りやすい状態になるという。これまでの雨で地盤が緩んでいる三浦半島や県西部を中心に土砂災害への注意を促している。

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