首都圏戸建て成約、新築3カ月ぶり増で中古4カ月連続減

東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は7月10日、首都圏における6月の不動産流通市場の動向を発表した。中古戸建て住宅の成約件数は前年同月比4.9%減の1173件で、4カ月連続減少した。価格は4.4%下落の2975万円で、こちらも4カ月連続の下落。土地面積は2.2%増の150.94m2。建物面積は1.6%減の103.92m2。

新築戸建て住宅の成約件数は15.3%増の633件で3カ月ぶり増加。価格は1.1%上昇の3478万円で、4カ月ぶり上昇となった。土地面積は1.5%増の125.63m2で5カ月連続増。建物面積は0.9%減の98.28m2で3カ月ぶり減少。

土地(100~200m2)の成約件数は11.3%減の461件で9カ月連続減。m2単価は12.8%減の17.75万円で、価格は11.8%減の2583万円。中古マンションの成約件数は11.0%減の3107件で4カ月連続減。m2単価は1.4%上昇の53.48万円、価格は5.3%上昇の3541万円、専有面積は3.9%増の66.20m2。

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