4カ月ぶりせんぐう館再開 タッチパネルでの解説は休止

新型コロナウイルスの影響で、約4カ月休館していた伊勢神宮の外宮にある博物館、せんぐう館が感染防止策をとった上で10日に再開しました。

せんぐう館は、感染拡大を防止するため今年3月から今月9日まで休館していましたが、来館者にマスクの着用を呼びかけるなどの感染防止策をとり再開しました。

館内では、椅子の数を減らし、人との間隔を取るよう呼びかける案内をするほか、密集を避けるため館内のトイレの使用を中止しています。

さらに、神職や学芸員などの職員による解説や接触感染の恐れがあるタッチパネルでの解説は休止しています。

再開を機に、せんぐう館では上棟祭で実際に使われた禍を避けるといわれる雁又(かりまた)と鏑矢(かぶらや)を展示しているほか、鏡を作る工程を紹介しています。

せんぐう館では、1時間の来館者が50人程度を超えた場合は、密集を避けるため入場制限も行うことにしています。

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