【新型コロナ】川崎市教委、中学修学旅行は8~10月 旅行先の医療確認

 川崎市教育委員会は、市立中学校51校の修学旅行を8月から10月にかけて実施する、と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、市教委や校長会で秋への延期を検討していた。各校とも感染防止策を明確にし、旅行先の医療体制を確認するほか、必要に応じて活動内容も変更するという。

 市教委によると、最も早い学校で8月26日から2泊3日、最も遅い学校で10月9日から2泊3日を予定。

 ただし、緊急事態宣言が再度発令され、実施日までに解除が見込めない場合や生徒らが感染して臨時休校になるなどした場合は、中止の判断をすることがあるという。

 市立中の修学旅行は3年生を対象に、例年5月に京都方面に出掛けていた。一方、市立小は既に中止が決定。市立高や市立特別支援学校中学部・高等部は実施を前提に各校が日程や旅行先などを計画する。

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