6日から7日にかけての記録的な大雨で崖崩れや農地被害などが相次いだことを受け、大村市は10日、本年度一般会計補正予算に応急復旧費として3億円を計上したと発表した。モーターボート競走事業収益基金と財政調整基金を財源に、8日付で専決処分した。
市によると補正予算には農地や農業用施設の応急復旧費(9千万円)、道路や橋の応急復旧費(同)、災害廃棄物処理などに充てる予備費(7千万円)-を盛り込んだ。被災箇所は現状で農地など180カ所、道路など180カ所、河川など40カ所を見込んでいる。
また、大雨被害を受け道路舗装大手の日本道路(東京)は10日、復興支援費として同市に100万円を寄付。市役所であった贈呈式で同社の中村正直九州支店長は「大村市には営業所やアスファルト合材の工場もあり、『何かできることはないか』という話になった。今後もできることがあれば協力したい」と述べた。
大村市 大雨復旧に3億円計上 日本道路 市に100万円寄付
- Published
- 2020/07/11 11:01 (JST)
- Updated
- 2020/08/04 09:31 (JST)
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