大村市社協が災害センター開設 ボランティア募る

 記録的な大雨に伴い、大村市で床上、床下浸水の被害が相次いだことなどを受け、同市社会福祉協議会は10日、本町の「プラットおおむら」内に災害ボランティアセンターを開設した。11日からボランティアを募集する。
 新型コロナウイルス問題を受け、ボランティアは市内在住者に限る。午前9時~10時、同センターに集合し、被災した住居の後片付けや汚泥除去に当たってもらう。荒天時は活動を中止する。
 同社協の担当者は「新型コロナや県内での大雨の状況などを考慮した。もどかしい思いだが、理解してもらった上で協力してもらえれば」と話した。
 同センターは県内各地の社協の協力も受け、約2週間開設。初日は約15人態勢で被害が大きかった福重地区などの現地確認やニーズ調査を実施したほか、災害ボランティア派遣の相談も受け付けた。
 問い合わせは同社協(電0957.53.1351)。

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