【MLB】ブルージェイズ・ゲレーロJr.が三塁から一塁へコンバート

 トロント・ブルージェイズ所属のブラディミール・ゲレーロJr.が、三塁から一塁へコンバートされることが分かった。スポーツネットカナダのベン・ニコルソンスミスが報じている。

昨年のホームランダービーにも参加したゲレーロJr.

 殿堂入り選手ブラディミール・ゲレーロの息子で、次代のスターとして期待されるゲレーロJr.は、昨季20歳の若さでメジャーデビューを果たし、123試合で打率.272、15本塁打、OPS.772の好成績を残して、その潜在能力の高さを示した。

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 父親譲りの天性の打撃センスを持ったゲレーロJr.だが、通算181盗塁を記録した父のような運動神経には恵まれておらず、守備の評価は芳しくない。以前から一塁または指名打者向きだと言われていたが、実際に昨季は三塁でDRS-9、
UZR-9.4と守備指標は大きく平均を下回っている。

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 守備力には問題があるとはいえ、ゲレーロJr.は3割40本も夢ではない傑出した打撃のポテンシャルを秘めており、将来的なポジションがどこになるかは余り大きな問題ではないとされている。

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 ゲレーロJr.の代わりに、1年400万ドル(約4.3億円)の契約で移籍してきた
トラビス・ショウがブルージェイズの三塁を守ることになりそうだ。昨年は86試合で打率.157、7本塁打と極度の不振に陥ったショウだが、2017年には31本塁打、2018年には32本塁打を放っており、復活を期待されている。

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