【7/11】新型コロナウイルス 新たに7人感染確認 クラスター発生の可能性も

県などはきょう、新型コロナウイルスについて、新たに7人の感染が確認されたと発表しました。

県によりますと新たに感染が確認された7人は、上牧町に住む40代の男性会社員、生駒市に住む40代の男性会社員、斑鳩町に住む20代の男性会社員、田原本町に住む10代の男子大学生、奈良市に住む40代の男性会社員2人と30代の男性会社員です。いずれも軽症だということです。

このうち奈良市に住む3人と、上牧町の男性の合わせて4人は、きのうまでに2人の感染が確認された県内の事業所に勤めていて、この事業所での感染確認は合わせて6人になります。

県医療政策局の堀辺局次長は「一般の事業所です。クラスターの定義として5人以上同じ職場で発生したと捉えるのであれば、十分の可能性があると思われます。」と述べました。

県はこの事業所についてクラスター・感染者集団の発生も視野にいれ、調査を進めるとしています。

また、生駒市の男性は、大阪市の感染者の知人で、斑鳩町、田原本町の男性については、いずれも通勤や通学などで大阪市内への行動歴があるということです。県内の感染者の数はこれまでの累計で114人となりました。

6人の感染者を出した事業所名を、県は明らかにしていません。なお佐川急便はきのうホームページで、大和郡山市内の営業所で従業員3人の感染が確認されたことを明らかにしています。

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