長野県内で新たに『新型コロナ』感染者 軽井沢に住宅所有の東京の男性 都内で会食も… 県内では23日ぶり

長野県内で新たに新型コロナウイルスの感染者が確認されました。県内で感染者が発表されるのは6月19日以来、23日ぶりです。

NIAID-RML

感染が確認されたのは、軽井沢町に住宅を所有する東京都の30代男性会社員です。

県によりますと、男性は7月上旬に都内と軽井沢町を複数回往来していました。その間、都内で6人で会食していたということです。

10日に発熱、咳の症状が出たため、11日に佐久保健所へ相談、感染症指定医療機関を受診し検査を行った結果、「陽性」が判明しました。

男性の症状は軽症だということです。

濃厚接触者は、家族2人と長野県内の知人2人です。

県は感染経路について、都内での会食に参加していた2人に症状があらわれていることなどから、会食で感染した可能性があると見ています。

東京では12日、新たに206人の感染者が確認されました。これで4日連続で200人を超えました。神奈川や埼玉など首都圏を中心に感染が増加しており、県内でも警戒感が強まっています。

県内での感染者は累計で78人となりました。うち76人が退院しています。

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