NEC、生体認証や映像解析等を活用したデジタルオフィスを本社で実証開始

昨今、新型コロナウイルスによる感染症は世界中の人々の生活面・ビジネス面に大きな影響を与えており、従来の日常とは異なる価値観・社会に対応したワークスタイルへの変革が進んでいる。こうした中、政府機関や企業は徹底した安全管理を講じつつ都市運営や事業活動を止めないために、リアルとデジタルの融合による新たな働き方や事業環境の整備に向けた取り組みが喫緊の課題となっている。日本電気株式会社(以下、NEC)は、New Normal時代の新しい働き方をDXの力で実現するデジタルオフィスのプロジェクトを始動した。新たな取り組みとして、New Normal時代に求められるオフィスの在り方を見据え、生体認証や映像解析などのICTを活用し、ゲートレス入退システムやマスク対応レジレス店舗などの様々なシステム実証をNEC本社ビル内にて開始した。同実証は、生体認証による共通のDigital IDで様々なシステムをつなぎ、社員やお客様に対して安全かつ快適なサービスを実現する認証基盤を活用しており、New Normal時代に対応したオフィス環境の評価・検証を行うものである。

1. NEC Digital IDゲートレスエントランス/NEC Digital ID入退場ゲート(ショールーム入口/正面玄関入口)
2. マスク対応レジレス決済(社内売店)
3. NEC Digital ID決済POS(社内売店)
4. NEC マスク着用検知(通路)
5. NEC 居場所お知らせガイド(業務エリア)
6. NEC 混雑状況可視化(食堂、エレベーターホールなど)
7. 顔認証を活用したロッカー、自動販売機、自動ドア、複合機、共有PC利用システム(業務エリアなど)
8. NEC Digital ID ゲストウェルカムサイネージ(会議室エリア)

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