【新型コロナ】和歌山県・あす(15日)から職員の検温実施へ

和歌山県内で新型コロナウイルスの新規感染者が再び相次いで確認されていることを受け、県では、あす(15日)から、出勤する職員全員の検温を行うことを決めたほか、県内の高齢者・障害者施設や企業などにも社員らの検温を行うよう呼びかけることになりました。

これは、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が、けさ(14日)の定例記者会見で述べたものです。県内では、今月(7月)9日からきのう(13日)まで5日連続で、あわせて19人の新型コロナウイルス感染者が確認されています。

仁坂知事は「ここのところ、感染者のなかに発熱などの症状があるのに出社や登校するケースが目立つので、どうか控えてもらい、近隣のクリニックなどで診察を受けて欲しい」と呼びかけたうえで「県でもあすから職員が出勤前に各自で検温し、それぞれの上司に報告させる」と述べ、職場での感染防止をより強化する姿勢を示しました。そして、県内の高齢者・障害者施設や病院、企業などにも検温を行うよう呼びかけました。

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