松岡茉優がTBS連続ドラマ初主演!こだわりの清貧女子を演じる“じれキュン”ラブコメディ

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TBSで、9月スタートの火曜ドラマ枠で『おカネの切れ目が恋のはじまり』を放送する。中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主⼈公・九⻤玲子(くき・れいこ)は、とある過去が原因で「清貧」という価値観で生きるアラサー女子。金銭感覚が独特で、お金の価値ではなく、自分が愛する“モノ”の本質を大切にして暮らしている。その玲子が勤めるおもちゃメーカーの御曹司・猿渡慶太(さるわたり・けいた)は、「浪費」にかけては天賦の才能を持った男。営業部に在籍していたが、浪費のしすぎで玲子がいる経理部に異動になる。そんな金銭感覚が両極端な、「清貧女子」と「浪費男子」が出会い、ひょんなことから鎌倉にある玲子の実家に慶太が住み込むことになり・・・。おカネ修行を通してひと夏の恋物語が繰り広げられていく完全オリジナルラブコメディだ。

主⼈公の清貧女子・九⻤玲子を演じるのは、TBS連続ドラマ初主演となる松岡茉優。第42回日本アカデミー賞において優秀主演女優賞(「勝手にふるえてろ」)・優秀助演女優賞(「万引き家族」)を受賞し、第61回ブルーリボン賞では助演女優賞(「万引き家族」「ちはやふる -結び-」)を受賞するなど、名だたる映画賞を総なめする今大注目の演技派女優である松岡が今作で演じる玲子は、自身と同年代のOL。過去のある経験から、モノも恋も物持ちが良く、日常のかけがえのない幸せに感謝する「清貧」という一風変わった価値観を持つキャラクターを表情豊かに演じる。

そして、玲子が働く経理部に異動になった、お金にルーズな浪費男子・猿渡慶太を演じるのは三浦春馬。TBSドラマ『ブラッディ・マンディ』(2008年シーズン1・2010年シーズン2)で連続ドラマ初主演を務め、2016年の『わたしを離さないで』ほか話題作に多く出演。近年ではドラマに留まらず、映画や舞台での活躍のほか、歌手デビューするなどマルチに活動している。そんな三浦が今作で演じる慶太は、金銭感覚が崩壊した「浪費男子」で、愛も「狭く、深く」の玲子と対照的に「広く、浅く」。玲子とは正反対のキャラクター・慶太を、魅力的な笑顔の三浦が爽やかに演じる。松岡と三浦は今作が初共演。それぞれクセの強い「清貧女子」と「浪費男子」を、演技力に定評のある2⼈がどう演じるのか、テンポの良いコミカルな掛け合いに期待したい。

共演には、玲子の初恋の相手・早乙女健(さおとめ・けん)役に三浦翔平が決定。作品ごとにキャラクターが変わり、話題作への出演オファーが絶えない三浦が今作で演じるのは、公認会計士の資格を持ち、そのイケメンすぎる容姿を生かし「お金の専門家」としてテレビ番組で⼈気コメンテーターとしても活躍する、「顔面を金に換える男」。玲子が“清貧”になった過去の出来事を知る存在であり、また玲子の初恋の相手で15年もの間想われている早乙女だが、キラキラしている表の顔の一方で謎めいた裏の顔を持つ。

さらに、玲子と慶太が勤めるおもちゃメーカーで慶太の後輩であり、ドケチ節約男子・板垣純(いたがき・じゅん)役には北村匠海。北村は、映画「君の膵臓をたべたい」で第41回日本アカデミー賞新⼈俳優賞を受賞し、今年公開の映画だけでも(現在)5作品も控えている最も旬な俳優の一⼈。今作で演じるのは、とある理由で将来の貯蓄に大きな不安を抱いており、「恋よりお金」な「ドケチ節約男子」で、あることがきっかけで玲子に恋をしていくという役どころだ。

個性豊かで魅力的な2⼈が松岡・三浦にどう絡み、恋愛の四角関係がどうなっていくのか、注目してほしい。

金銭感覚と恋愛感覚、一見相容れない2つの感覚だが、お金の使い方は恋の仕方そのものではないだろうか。清貧女子、浪費男子をはじめ、自分に投資しすぎ女子、ドケチ節約男子など、お金の使い方や⼈としても“ほころび”だらけの男女が登場し、価値観の違う相手に傷つき、傷つけながら、恋愛模様を繰り広げるラブコメディ。登場⼈物たちの様々な価値観に共感しながら楽しんで観ていただけるだろう。

日常が様変わりし、価値観が変化してきている今だからこそ、些細な幸せに価値を見出す主⼈公・九⻤玲子の“清貧”に触れていただきたい。玲子と慶太、デコボコな2⼈の恋と金銭感覚から目が離せない、おカネ×恋の新感覚“じれキュン”ラブコメディ。9月スタート火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』にぜひご期待だ。

<主演・松岡茉優コメント>

ドラマでオリジナルストーリーに挑戦させていただくということが久しぶりなので、ドキドキしながら台本を読んでいるのですが、私たちもまだ知らないラストがありますのでわくわくしながら撮影に挑んでおります。『おカネの切れ目が恋のはじまり』という、「おカネと恋」、『カネ恋』っていうラブキュン物語なのですが、私が演じる玲子さんと三浦さんが演じる慶太の成長物語として、ほころんでいる2⼈がどんどん成長していくところも注目していただきたいポイントです。

三浦さんと私では、普段も違う性格な気がするので、二⼈三脚で、この暑い夏、そしてこの状況ですけど乗り切っていきたいなと思っています。私演じる玲子さんはあんまり自分の世界から出たくなくて、静かに生きていきたい⼈なのですが、三浦さん演じる慶太が現れて、ズカズカと土足で踏み込んで、玲子の大事な世界をぶっ壊していきます。でも、ぶっ壊してもらうことで玲子は様々な喜びや楽しみやうれしさ、わくわくする気持ちを覚えていきます。ぜひ視聴者の方にはご自身と照らし合わせながら、玲子が⼈としての喜びを得ていく様子を見守っていただきつつ、おカネの使い方に関しても役立つプチ情報が入ってますので、おカネの部分と恋の部分とそして2⼈の成長物語を楽しんでいただけたらうれしいです。癒される火曜日になってほしいと思います。

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<三浦春馬コメント>

このドラマは、松岡さん演じる玲子が、それぞれの登場⼈物が抱えるほころびを気持ちいいくらいに繕っていくプロセスがとっても愛らしく、心地いい解決策を毎話ごとに生み出していくので、僕自身も台本を読み進めるのがとても楽しみでした。僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただおカネの捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場⼈物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています。

松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイデアを出し合って、よりよい「猿くんと玲子さん」のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、皆さん楽しみに待っていていただけたらと思います。

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<三浦翔平コメント>

今回演じるのは、おカネのカリスマということで、序盤はすごく爽やかにニコニコしながら、いい青年を演じているのですが、物語が進んでいくにつれて色々と早乙女のほころびが出てくると思いますので、そこをうまく演じることができればいいなと思います。火曜10時の枠でラブコメとのことで、キラキラした作品になればいいかなと思います。早乙女という役を通して、この作品のいいスパイスになればと思いながら演じています。見てくださっている⼈々が元気になれるような、笑って、泣けるところは泣いて、明日への活力になるようなドラマになればいいなと思いますので、ぜひお楽しみにしていてください。

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<北村匠海コメント>

今回僕が演じる板垣純は、最初は“堅いやつ”かなって思っていたんですが、意外とそうではない部分もあるので、全話通して“かわいらしく憎めないやつ”として演じられたらと思っています。1話から純が何を抱えているのか描かれますが、話を重ねるごとにかわいらしかったり、コミカルな部分もあるので楽しみです。おカネは身近なものではあるけれど、⼈それぞれ価値観がすごく違うと思うので難しい部分もありますが、見てくださった方々がパーッて明るく笑顔になれるように、ドラマを通してエネルギーを発信できたらいいなと思っています。精一杯演じて、ほっと温まる、心にいつまでも残ってくれるような“癒し”作品にしたいです。

■あらすじ

中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主⼈公・九⻤玲子は、過去のある出来事が原因で、「清貧」という価値観で生きるアラサー女子。そんな折、めったにものを買わない玲子が買い物をする、「お迎えの日」がやってきた。古道具屋で一目惚れした1680円の豆⽫を1年間、何日も店に通い、じっくり考えて、やっと買う決意をしたのだ。部屋を綺麗にし、豆⽫を置くスペースを作り、お金をちょうどの金額に準備して古道具屋に向かう。愛しい恋⼈とようやく結ばれるかのごとく店に入ろうとした玲子だが、女性を連れた派手な装いの若い男が、バーベキュー用にとその豆⽫を雑に購入していく姿を目の当たりにする・・・。その男は、なんと玲子が勤める会社の御曹司・猿渡慶太だった。

数日後、玲子の働く経理部に、自分から豆⽫を奪った慶太がやってきた。慶太のひどい浪費ぶりに社長である父が激怒し、お金の勉強のため経理部に異動になったという。玲子は不本意にも慶太の指導係に任命され、慶太に対する玲子のおカネ修行が始まる!

■登場⼈物紹介

○九⻤玲子(27)・・・松岡茉優

おカネの正しい使い方にこだわる「清貧女子」。

中堅おもちゃメーカーの経理部で働いている。お金が正しく使われることに生きがいを感じる玲子にとって天職。玲子がそこまで「お金の使い方」にこだわるのは、幼少期のとある出来事がきっかけ。新しいものはめったに買わず、壊れたものを「繕う(つくろう)」ことで、より愛着が増すという価値観で生きている。愛読書は、鴨長明の「方丈記」。鎌倉の古⺠家に⺟と二⼈暮らし。恋に関しても物持ちが良すぎて、初恋相手の早乙女を未だに想い続けているが、「浪費男子」の慶太と出会い、彼の破滅的な金銭感覚を繕っているうちに、本⼈も予想しなかった気持ちを抱いていく。

○猿渡慶太(31)・・・三浦春馬

金銭感覚が崩壊した「浪費男子」。

おもちゃメーカーの跡取り息子。「欲しい」が多すぎる男。⺟親に⽢やかされて育った。幼い頃から欲しいものを何でも買ってもらえる環境にあったため、予算、収⽀という概念がない。⼈懐っこく、⽢えて⼈を動かすのが得意。モノに執着がなく、新しいモノを次々買ってはすぐに飽きて⼈にあげてしまう。恋愛も同じで、次々と新しい子に恋をするため、日々、修羅場に巻き込まれるが、本⼈は能天気である。玲子と出会い、金銭感覚を繕われているうちに⼈間として成長していく。

○早乙女健(32)・・・三浦翔平

「顔面を金に換える男」。玲子の初恋の相手。

公認会計士、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、そのイケメンすぎる容姿を生かし、「お金の専門家」としてテレビ番組でコメンテーターも務め⼈気を博している。大学の社会⼈向け公開講座でお金にまつわる講義を担当。玲子はストーカーのごとく、講座が始まった時から通い続けているが、早乙女の⼈気からすぐに定員になってしまうため、その席の争奪に命を懸けている。⼈当たりがソフトでキラキラした表の顔の一方で、影のある謎めいた裏の顔を持つ。

○板垣純(25)・・・北村匠海

将来の貯蓄に大きな不安を抱いている「ドケチ節約男子」。

慶太の後輩。お金に関するすべての悲哀を背負う男。工場を営む両親に育てられたが、父はギャンブル好きでほとんど働かなくなり、⺟も祖⺟の介護のためほとんど働けず、弟妹はまだ学生で、大学の奨学金の返済も残っているという絵に描いたような貧困⼈生。25歳にして一家の大黒柱というプレッシャーを抱えている。老後が不安すぎてお金を使うのが怖く、ポイント、クーポン利用など、あらゆる節約術に長けている。安定した老後のためには共働きの妻が必須、と婚活に勤しんでいるが、節約と恋愛の両立のしなさに苦しんでいる。

■番組概要

[タイトル] 火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』

[放送日時] 9月スタート 毎週火曜よる10:00~10:57

[出演者]松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海

*提供画像 ©TBS

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