【新型コロナ】神奈川県立学校、夏・冬休み通算日数を短縮 授業時間数確保で

 神奈川県教育委員会は14日の7月定例会で、県立高校の管理運営規則などの一部改正について議決した。新型コロナウイルスの影響で長期休校が続き、夏休みを短縮し授業時間数を確保する必要が生じたことから、2020年度の学期や休み日数を変更した。

 県立高校と県立特別支援学校は、20年度の1学期を4月1日~8月30日(現行4月1日~7月31日)、2学期を8月31日~12月31日(同8月1日~12月31日)とした。

 夏、冬季などの通算休日数について、県立高校と県立中等教育学校は60日以内から40日以内に、県立特別支援学校は通算56日から37日とし、このうち夏休みを「8月1~25日までの連続する23日以内」とした。

 今年4月に開校した県立あおば支援学校は、児童生徒が新たな施設で生活に慣れる必要があるなどとして夏休みを「8月8~25日までの18日間」としている。

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