電通、新会社「電通クロスブレイン」と連携しデータ分析領域の強化により顧客企業の事業成長支援体制を強化

― 株式会社電通グループとブレインパッドが合弁会社設立の契約締結 ―

2020年7月10日
株式会社 電 通

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:五十嵐 博)は、当社の持株会社にあたる株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)と株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:草野隆史)が7月末(予定)に合弁で設立する新会社「株式会社電通クロスブレイン(以下、DXB)」とともに、顧客企業の多様なビッグデータを統合的に活用したマーケティング戦略を支援する体制をより強化します。具体的には、データ分析領域の強化及びマーケティング施策のPDCAを常時かつ継続的に行う体制が構築されることになります。

DXBは、マーケティング領域におけるデータの収集、蓄積、分析および分析結果に基づく施策の立案、実行の支援・代行を専門とする新会社です。

近年、あらゆる顧客体験のデジタル化が進み、消費者は様々なチャネルを自由に行き来して商品を購入し、サービスを利用します。それに伴い企業では、質・量ともに膨大なデータを蓄積することが可能となり、その活用が企業のマーケティング活動の中核として認識されています。その一方で、これら膨大なデータを使いこなすとともに、データ分析を行い、最適なマーケティング施策を立案し、実施するためのノウハウの蓄積や体制構築が課題となっています。

こうした状況をふまえ、電通および国内電通グループ各社は新規顧客の獲得から既存顧客育成までをシームレスに実現するソリューションや、それを可能にするデータ基盤として「People Driven DMP®」※の整備を進め顧客企業のデータを活用したマーケティング活動を支援しております。

このたび、DXB設立により電通のマーケティング戦略立案力と実行力、データ活用のリーディングカンパニーであるブレインパッドのデータ分析力が融合することで、既存顧客育成を中心とするCRM領域を中心に、データ分析とその分析結果に基づくマーケティング施策の立案と実施を常時かつ継続的に行う体制が構築されることになります。

<新設合弁会社の会社概要>

※People Driven DMP®

People Driven DMP®は、PCやスマートフォン由来のオーディエンスデータと、テレビの視聴ログデータ(STADIA)、WEB広告接触データ、OOH広告接触データ、ラジオ聴取ログ、パネルデータ、購買データ、位置情報データ等を人(People)基点で活用することができる、People Driven Marketingにおける電通および電通グループ独自のデータ基盤です。さらなる強化のために、People Drivenパートナーシッププログラムを通じ、「メディア/コンテンツ」、「デジタルプラットフォーム」、「EC・購買」、「パネル/メジャメント」、「位置情報」などの各種パートナーと、データやテクノロジーの連携によるビジネス・アライアンスを推進しています。

なお、People Driven DMP®では、個人情報の保護に関する法律に定める個人情報は扱っておりません。

以 上

【事業に関する問い合わせ先】

株式会社電通 データ・テクノロジーセンター

濱口 清宮 TEL:03-6216-8526

E-mail:dtc_release@group.dentsu.co.jp