並んでいる料理の中から自分で好きなものを選べる「ビュッフェ」スタイルは人気がありますが、新型コロナウイルスの影響で多くの店で休止していました。東京・港区のホテルがこれまでのスタイルを変え、営業を再開しました。
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ビュッフェといえば自ら好きなメニューを取りに行くのが一般的ですが、トングを使うことや飛沫(ひまつ)防止などの観点から、多くの店が営業休止を余儀なくされてきました。こうした中、品川プリンスホテルが始めたのが「客が料理を取りに行かない」新しいスタイルのビュッフェです。ホテルのスタッフが和食や洋食など料理の種類に分け、ワゴンに乗せて運んできます。遠くからでも一目で何の料理を運んでいるのか分かるように、スタッフはその料理に合わせた服を着ています。
また、座席の数をおよそ400席から270席に減らし、隣の席との間隔を1メートル以上空けるなどの対策をしています。