演劇関係者激怒! 主演の山本裕典に集中砲火 劇団クラスターを引き起こした大罪

写真はイメージです。

「演劇に対する冒涜です。イケメンが売上を稼ぐ客争奪戦は、『ホスト商法』と言われても仕方がありません。太いお客さんには、複数公演のチケットを購入させる。目先の金欲しさに業界全体を敵にまわしてしまったのではないでしょうか。

出演者が観客と握手やハグをしたり、体調が悪い出演者が出演を続けていたのは、感染防止ガイドライン違反です。他の演劇、ライブ関係者が遵守してきたのに、やぶるのは許せません。劇場の広さのわりに、イケメン出演者が多いので、ファンで三密になることは予想できたはずです」

と演劇関係者は激怒しています。

新型コロナウイルスのクラスターが発生した舞台「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!―」(6月30日~7月5日、東京・新宿シアターモリエール)に関して、萩生田光一文部科学相は、14日の閣議後会見で公演後の出演者と観客の接触について触れ、ガイドラインを逸脱していた旨を発表しました。

歌舞伎俳優の尾上松緑さんは厳しい言葉をブログに綴りました。

【僕が苛付くのは日本国内で初めて舞台での新型コロナウィルス集団感染が発生した公演主催者が“体調不良の出演者が居るのを知っていながら上演を強行した” しかも、何の手も打たずに最終日まで全行程そして“罹患している可能性が有り、それを分かっていたのに出演し続けている者が居た”と云う事実だ

その上、舞台関係のプロフェッショナルなら今、デリケートになるべき握手やサイン等を全然、気を付けないで平気でしていたと云うじゃないか】

主演の山本裕典さんに関しては、過去が掘り返しされてしまいました。

「女性スキャンダルが多く報じられ、所属事務所とのマネージメント業務委託契約の内容に違反したことを理由に契約を解除され、芸能界から退いた過去が山本裕典さんにはあります。山本裕典さん主演ということで危険を感じていました。写真週刊誌で報じられたパーティーオーガナイザーの顔は、集客力はありますが、濃厚接触するリスクは高かったですから」

と芸能プロダクション関係者は語ります。シアターモリエールは、消毒を実施して再開するようですが、20日に開催予定だったナイツ等、マセキ芸能社のライブが中止になるなど影響が出ています。(文◎冴島奈穂美)

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