豪雨被災者支援 生徒が募金活動 口加高

被災地支援の募金を呼び掛ける生徒=南島原市

 南島原市口之津町の県立口加高(竹嶋潤一校長)の生徒が9日、熊本県などの豪雨被災者を支援するため町内のドラッグストアなど3カ所で募金への協力を呼び掛けた。
 同校福祉科の生徒と教職員ら約70人が募金箱を手に「ご協力をお願いします」と声を上げ、買い物客らに協力を求めた。集まった募金は同市社会福祉協議会を通じて日本赤十字社へ届ける。
 同科1年の菅心さん(15)は「(14人が犠牲になった球磨村の)特別養護老人ホーム千寿園のニュースを聞いて福祉を学ぶ者として悲しくなった。何かできることがないか考えた。多くの方々から募金をいただきうれしい」と話した。

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