写真はイメージです
いまや芸能界のトップランナーともいえる有吉弘行さん。
既存の看板番組だけでなく、新番組や特番のMCもこなし、かたやゲスト出演もいとわぬ姿勢でテレビ業界を席巻しています。
また、ツイッターでは驚異の724万人のフォロワーを誇り、ネットやSNS上でもその存在感は他のタレントを圧倒しており、付け入るスキを与えないほどの無双ぶりです。
そんな影響力のある有吉さんがインスタグラムで、とある写真をアップして、一部の人たちを元気づけました。
いったい、どんな人たちに元気を与えたのでしょうか?
それは、「薄毛」の人たちです。
「コロナ禍でストレスがたまって、毛がどんどん抜けた」
そんな悩みも多く聞かれる昨今ですが、「薄毛」の先には「ハゲ」しかありません。
お笑い芸人なら、ハゲを売りに笑いの一つも取れるかもしれませんが、一般社会では、ハゲは男にとって“死活問題”につながります。晩婚化が進んでいる現在、独身のままでハゲてしまえば、“生涯独身”が現実味を帯びるほどです。
「デブなら痩せればいいけど、ハゲは嫌です」
「汚いハゲはもっと嫌、でもヅラは見苦しい」
ネット上では、ハゲに関する女性たちの辛辣な声はいくらでも拾えます。
そんなハゲ受難の時代に、影響力のある有吉さんがインスタにアップした写真が、一筋の光となりました。
「良いハゲ方」
そう、有吉さんがコメントを添えてアップした写真に、称賛と納得の声が集まったのです。
「きれいなハゲ」
「癒されるハゲ」
「幸せを呼ぶハゲ」
様々な誉め言葉(?)がネット上には溢れましたが、この「ハゲ」の主は、誰だったのでしょうか?
それは有吉さんが尊敬してやまない(?)という先輩芸人、さまぁ~ずの三村マサカズさんです。
三村さんの頭の左斜め上からドアップで撮った写真は、どこまでがオデコかわからないほど、けっこうキテいます。しかし、肌の色つやもよく、ハゲ特有のネガティブさを感じさせない、ポジティブな光を放っています。
ただ、それでも完全に「ハゲ」の分類に入っていると思われる人たちからは、
「これはハゲじゃない」とのコメントも見受けられます。たしかに、オデコがどんどん広がっているだけで、「ハゲ」とは言い切れません。
とはいえ、有吉さんの言う通り、「良いハゲ方」ではないでしょうか?
このまま、オデコが広がり続けてハゲが進行しても、見ようによっては、カッコよく見えるかもしれません。
同じく、前方からキレイに後退していく「ハゲ方」のタイプとして思い出されるのは、三村さんも崇拝していたコントの神様、故・志村けんさんでしょうか。もしくは、今も第一線で活躍する所ジョージさんあたりも「良いハゲ方」かもしれません。
こんな風に、ネット上では、薄毛やハゲた男たちが「理想のハゲ」について語り合っていましたが、女性たちの意見はちょっと違うようです。
「それでもハゲはハゲ」
そんな身もフタもない女性からのコメントが、嫌でも目に入ってきます。
それでも洞察力が抜きん出ている有吉さんが認めた「良いハゲ方」です。
「でも有吉さん、ハゲてないし」
と、水を差す声も聞こえてきますが、はたして、そうでしょうか?
現在46歳の有吉さんも、猿岩石としてデビューした20歳の頃から比べれば明らかにオデコが広くなっています。
先輩として慕う53歳の三村さんを「良いハゲ方」と称賛したのも、おそらく自身の未来を感じたからかもしれません。
いずれにしても、毛があるに越したことはありませんが、どうせ抜けていくなら、できれば「良いハゲ方」をしたいものですね。(文◎編集部)