【MLB】7年振りのメジャー復帰を目指すバードがキャンプで好投

 かつてボストン・レッドソックスのブルペンを支えた35歳のダニエル・バードが、7年振りのメジャー復帰を目指してコロラド・ロッキーズのサマー・キャンプに参加している。

レッドソックス時代のバード

 現地時間13日の紅白戦に登板したバードは、ダニエル・マーフィーを弱い内野ゴロ、トレバー・ストーリーを三振、ライアン・マクマーンをフライに打ち取り、ロッキーズの主軸打者を相手に三者凡退に終わらせる好投を見せた。

 2006年のドラフト1巡目(全体28位)でレッドソックスに入団したバードは、2009年にメジャーデビュー。1年目から49試合に登板して防御率3.65と好投した。2010年は73試合で防御率1.93、2011年は70試合で防御率3.33と、2年連続で70試合以上に登板し、文字通り柱としてブルペンを支えた。

【MLB】マリナーズ平野佳寿に新型コロナの陽性反応

 2012年は先発に転向するも、四球数が三振数を上回る深刻な制球難に陥り、防御率6.22に終わっている。リリーフに戻った2013年は、制球難は改善されるどころか更に悪化し、この年の4月を最後にメジャーでの登板はない。

【MLB】プイーグがブレーブスと1年契約で合意か 出場辞退のマーケイキスの代役

 ジ・アスレチックのニック・グロークによると、ロッキーズはバードの投球に満足しているとのことだ。サマーキャンプも1週間余りになったが、バードは40人枠、そして開幕ロースター30人枠入りへ向けて、更なるアピールをすることができるだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN