東名「綾瀬スマートIC」に名称決定 21年夏開業へ

1年後の完成を目指して整備が進む綾瀬スマートIC=綾瀬市小園の東名高速道路

 神奈川県綾瀬市、県、中日本高速道路の3者は14日、2021年夏の開業を目指して同市小園の東名高速道路で整備中のスマートインターチェンジ(IC)の名称が「綾瀬スマートインターチェンジ」に決まった、と発表した。

 交差する県道42号から出入りする綾瀬スマートICは、自動料金収受システム(ETC)搭載車限定で、横浜町田ICと厚木ICとのほぼ中間に位置する。既存の東名綾瀬バス停に隣接することなどからこの名称になったという。

 総事業費は約103億円で、市は約15億8千万円を負担。広さ約3.4ヘクタールの用地を確保して13年度に着工した。当初は18年3月の開業を予定していたが、用地買収が難航したため約3年半遅れた。1日当たりの利用台数は、開業から9年後の30年に約9800台に達すると見込んでいる。

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