国道23号で一斉取り締まり  速度超過や携帯電話使用を検挙

例年、交通人身事故が多発している三重県を通る国道23号で、津警察署や鈴鹿警察署など4つの警察署による一斉取り締まりが行われました。

15日に一斉取り締まりを行ったのは、津署と津南署、鈴鹿署、それに松阪署の4つの警察署です。

このうち鈴鹿署では、江島町内の国道23号で移動式の「速度違反自動取締装置」などを使い、速度超過や運転中の携帯電話使用などを重点的に取り締まりました。

鈴鹿署管内では、今年に入ってから6月末までの交通人身事故151件のうち、21件が国道23号で発生しています。また、この中でも17件が追突事故で、80パーセント以上を占めています。

鈴鹿警察署の田名瀬克也交通官は「ハンドルを握れば車の運転に集中し緊張感を持った運転をしてほしい」と話しています。

約2時間の取り締まりで、4つの警察署管内で39件が検挙されました。

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