『夏へのトンネル、さよならの出口』のコミカライズ連載が開始

ガガガ文庫刊『夏へのトンネル、さよならの出口』のコミカライズ連載が、マンガアプリ「マンガワン」にて開始された。本作は第13回小学館ライトノベル大賞「ガガガ賞+審査員特別賞」W受賞作で、「本当に欲しいもの」を手にするために、時空を超える摩訶不思議な「ウラシマトンネル」に挑む少年少女の物語を描いた感動作。コミカライズの作画は小うどん氏が担当しており、第1話が無料公開されているほか、先読みではその続きを読むことができる。漫画版のタイトルは『夏へのトンネル、さよならの出口 群青』としており、都市伝説に挑む少年と少女の物語がコミックでもスタートした。

【原作小説あらすじ】

「ウラシマトンネルって、知ってる? そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの――」。そんな都市伝説を耳にした高校生の塔野カオルは、偶然にもその日の夜にそれらしきトンネルを発見する。――このトンネルに入れば、五年前に死んだ妹を取り戻すことができるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を始めたカオルだったが、転校生の花城あんずに見つかってしまう。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。かつて誰も体験したことのない驚きに満ちた夏が始まる。

次回の更新は2020年7月25日(金)が予定されており、隔週土曜日に更新が行われる。「このライトノベルがすごい!2020」文庫部門【総合】9位、【新作】5位に選出され、ラノベニュースオンラインアワード2019年7月刊の投票アンケート結果では4冠を果たして注目を集めた本作。コミカライズ版を読んで物語の続きが気になった読者はぜひ原作小説も読んでみよう。『夏へのトンネル、さよならの出口』は、ガガガ文庫より発売中。


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