背番号別のWARランキング 1位に輝いたのは…?

メジャーリーグ史上、最も優秀な成績を収めたのはどの背番号なのだろうか。この問いに応えるべく、メジャーリーグ公式サイトのマイク・ペトリエロは背番号別にWARを集計し、ランキングを作成した。ペトリエロの集計の結果、アルバート・プーホルス(エンゼルス)など数多くの名選手を輩出してきた背番号「5」が1位に輝いた。

ペトリエロはデータサイト「Baseball-Reference」のデータをもとにランキングを作成したが、フルタイムで背番号が採用されたのは1929年のヤンキースが初めてとされており、たとえばベーブ・ルースの全盛期の数字は今回の集計の対象外となっている。

また、シーズン途中での移籍により背番号が変わった場合、移籍前と移籍後の数字を別々の背番号で集計。同一チームに在籍してシーズン途中で背番号が変わった場合は、キャリアでもっと長い期間つけた背番号で集計されている。

「0」と「00」を別の背番号として集計し、「00」から「99」までの背番号のうち、着用した選手がいない「86」「89」「92」の3つを除いた98個の背番号が今回のランキングの対象となった。集計結果は以下の通り。

1位:「5」(WAR 1909)
主な選手:アルバート・プーホルス、ジョージ・ブレット、ジェフ・バグウェル、ブルックス・ロビンソン、ジョニー・ベンチ、ジョー・ディマジオ

2位:「6」(WAR 1821)
主な選手:スタン・ミュージアル、アル・ケーライン、サル・バンドー、ウィリー・ウィルソン、トニー・オリーバ

3位:「24」(WAR 1809)
主な選手:ウィリー・メイズ、リッキー・ヘンダーソン、ケン・グリフィーJr.、ミゲル・カブレラ、ドワイト・エバンス

4位:「11」(WAR 1775)
主な選手:エドガー・マルティネス、バリー・ラーキン、ルイス・アパリシオ、トビー・ハラー、カール・ハッベル

5位:「7」(WAR 1766)
主な選手:ミッキー・マントル、イバン・ロドリゲス、クレイグ・ビジオ、ケニー・ロフトン、ジョー・マウアー、J・D・ドリュー

6位:「21」(WAR 1736)
主な選手:ロジャー・クレメンス、ウォーレン・スパーン、ロベルト・クレメンテ、サミー・ソーサ、アーキー・ボーン

7位:「15」(WAR 1731)
主な選手:ディック・アレン、カルロス・ベルトラン、ティム・ハドソン、ダスティン・ペドロイア、レッド・ラフィング、サーマン・マンソン

8位:「25」(WAR 1684)
主な選手:バリー・ボンズ、ジム・トーメイ、ラファエル・パルメイロ、バディ・ベル、トミー・ジョン、マーク・マグワイア

9位:「4」(WAR 1667)
主な選手:ルー・ゲーリッグ、メル・オット、ルーク・アプリング、デューク・スナイダー、ポール・モリター

10位:「19」(WAR 1635)
主な選手:ロビン・ヨーント、トニー・グウィン、ジョーイ・ボットー、ボブ・フェラー、ビリー・ピアース

11~20位
「22」「10」「16」「9」「3」「23」「17」「8」「1」「12」

21~30位
「18」「14」「28」「20」「2」「27」「29」「30」「31」「33」

31~40位
「35」「32」「34」「26」「36」「44」「41」「13」「37」「40」

41~50位
「39」「38」「45」「48」「49」「43」「46」「47」「51」「42」

51~60位
「50」「55」「53」「52」「54」「56」「57」「58」「59」「61」

61~70位
「62」「60」「63」「99」「66」「65」「75」「0」「72」「67」

71~80位
「79」「74」「64」「68」「73」「71」「88」「70」「96」「97」

81~90位
「77」「91」「00」「85」「90」「93」「94」「80」「78」「83」

91~98位
「98」「76」「81」「84」「82」「95」「87」「69」

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