Razerが60%構成の「Huntsman Mini」キーボードを発売

Razerはかなり前からメカニカルキーボードを販売しておりませんでした。しかし、オプティカルスイッチを搭載するメカニカルキーボードHuntsmanシリーズを基にした、Huntsman Miniという最新のモデルで同社はそれを復活させています。しかし、写真を見てはっきりわかるように、それは新しいフォームファクタになっています。

Huntsman Miniはキーボード規格の60%を利用しています。つまり、矢印キー、ナビゲーションキー、テンキーが取り除かれています。これはRazerが発売してきた中で最小のキー構成となっています。これまで、同社の最小の製品といえば、テンキーの無いTKLモデルのRazer BlackWidow Liteだったと思われます。

Razerによると、この60%構成への決定はコミュニティ内のフィードバックとキーボード小型化への需要によるものだそうです。これにより、デスク上にスペースが空き、人間工学に基づいてマウスをよりキーボードの近くに置くことが出来ます。Huntsman Miniは引き続き光学スイッチを使用しますが、それはシリコン層のおかげで打鍵音が改良される新世代のもので、同社は打ち心地や音がより良いものになっていると説明しています。

また、スイッチは製造段階で潤滑されており、操作中により滑らかに感じるでしょう。Huntsman Miniは過去のRazerキーボードと違ってブラックとホワイトの2色展開で、持ち運びに便利な取り外し可能USB-Cケーブル接続となっています。クリッキーバージョンが120ドルで7月14日から、リニアバージョンが130ドルで8月から、それぞれ発売開始となります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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