Go To トラベル 「予定通り実施を」長崎県知事

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」について中村法道長崎県知事は16日、定例会見で「予定通り22日から実施してもらいたい」との考えを示した。県は6月から独自の宿泊支援事業を展開しており、「1カ月近く全国から多くの人を受け入れてきたが、旅行客の感染者は発生していない」と強調した。
 県は「Go To トラベル」の開始を見据えて、6月1日から県民が県内宿泊施設を利用する際に1人1泊5千円を割り引く宿泊支援を開始。その後、対象者を全国に拡大。7月16日現在、予約は県内外から合わせて約23万泊に上る。
 これらの実績に加え、今後も宿泊施設と連携しながら新型コロナウイルス対策を強化していくと説明。旅行者にも徹底した感染防止策を求めた上で、知事は「Go Toを積極的に活用してもらい、県内観光の回復につなげたい」と述べた。

 


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