被害額は2億4千万円か 架空発注の男を逮捕

取引先から注文を受けたと装って商品発注を会社に申請し、複数回にわたって合計約3400万円相当の商品をだまし取ったとして、三重県四日市市の男が16日に詐欺の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、四日市市の無職、品川明範容疑者(39)は、去年9月から10月に複数回にわたって会社の上司に「取引先からテレビドアホンの注文を受けた」と装って発注を申請し、テレビドアホン730台、約3400万円相当をだまし取った疑いです。

不審に思った上司が内部調査を行い事件が発覚したもので、警察で多額詐欺事件として捜査を進めていました。

品川容疑者は去年12月、懲戒解雇の処分を受けていました。

警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

品川容疑者の勤めていた会社は、被害額が約2億4000万円に上ると警察に伝えているということで、警察で余罪についても捜査を進めています。

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