20代と30代女性が感染 大阪から帰省中と東京出張の会社員

三重県は16日、伊勢市に住む30代の会社員女性と大阪府に住む20代の飲食店店員の女性が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

県内の感染者数は、のべ54人になりました。

30代の会社員女性は6月、東京都から伊勢市に引っ越し、志摩市内の事務所を拠点に勤務していました。

7月10日からだるさや咳など風邪の症状を訴え、PCR検査を受けた結果、15日に感染が確認されました。

女性は6月25日から7月2日にかけて東京都に、7月8日と9日に福島県へそれぞれ鉄道を使って出張していました。

また7日には、東京本社の社員と志摩市内で会議などに出席し、その後車で名古屋駅まで同行していました。

三重県では、女性の感染経路について東京都由来の可能性が高いとみて濃厚接触者の調査を進めています。

一方の大阪府に住む20代の女性は府内の居酒屋に勤務していました。

11日の夜、名張市内の実家に帰省し、翌日の夜から発熱や倦怠感などの症状を訴え、PCR検査の結果、15日に陽性が確認されました。

女性は府内でスポーツジムやカラオケを利用していたということで、三重県では女性が府内で感染したとみています。

濃厚接触者として実家の家族2人を特定し、PCR検査を行うことにしています。

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