世界的指揮者、小澤征爾が、ニュー・アルバム『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』を自身の誕生日である9月1日に全世界同時でデジタル・リリースされることが決定した。また、国内盤CDの発売日は9月2日となる。
『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』は、小澤の85歳を祝うと同時に、今年2020年生誕250年を迎えたベートーヴェンの傑作を収録した、ダブル・アニバーサリー作品。
収録されているのは、2016年のセイジ・オザワ松本フェスティバルで演奏された、ベートーヴェンの交響曲第7番のライヴ録音と2017年の同フェスティバルでのレオノーレ序曲第3番。
交響曲第7番は、テレビドラマ『のだめカンタービレ』で一般的にも一躍人気曲となった作品で、その軽快なリズムと躍動感をワーグナーが「舞踏の聖化」と絶賛した傑作だ。小澤にとって交響曲第7番は、1993年(サイトウ・キネン・オーケストラ)、2014年(水戸室内管弦楽団)に続く3度目の録音。2016年当時、体調が心配されていた小澤であったが、演奏はその影を微塵も感じさせず、生気に満ちたしなやかな躍動感にあふれている。
なお、同アルバムのリリースに先駆け、先行シングルとして交響曲第7番から「第3楽章: Presto – Assai meno presto」が配信スタートしている。
■リリース情報
2020. 9. 2 ON SALE
小澤征爾/サイトウ・キネン・オーケストラ『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』
MQACD x UHQCD UCCD-40018 3,000 + tax
先行シングル「第3楽章: Presto – Assai meno presto」配信中