ダンス教育の普及に貢献を果たすEXILE・TETSUYA

人気グループ・EXILEのTETSUYAが監修したダンス映像教材「中学校の現代的なリズムのダンス授業~レクチャームービー~」が、文部科学省選定に認定された。

各スポーツ紙によると、教育現場で使用してもらうために教育映像等審査制度に申請。文科省が学校教材にふさわしいとして認めたもので、アーティストの監修教材が認定されるのは初めてだという。

TETSUYAは、中学校のダンス授業「現代的なリズムのダンス」における現状や問題点などについて、早大大学院スポーツ科学研究科で修士論文を発表し、2018年に修士課程を修了。

今回の教材では、指導する教員の困難さを解消し、効果的な指導法や授業デザインを提案したというのだ。

神奈川・横須賀出身のTETSUYAは2002年でのちにともにEXILEのメンバーになるKENCHIらとダンスチームを結成。クラブイベントなどで活動を続ける中でAKIRAと知り合い、その縁がきっかけで09年3月にEXILEに加入した。

2011年、所属事務所が刊行する雑誌「月刊EXILE」にてダンス、トレーニング、スポーツ、健康をテーマとした「EXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)」の連載を開始。連載をきっかけに新たな道に進むことになった。

「14年に淑徳大学人文学部表現学科の客員教授に就任。16年には美作大学の客員准教授に就任。その後、早大大学院へ進むが、積極的にダンス教育の普及に尽力を果たしている。教材の文科省選定をきっかけに、また仕事の幅が広がっていくのでは」(芸能記者)

19年3月に3年の交際を経て1歳下の一般女性と結婚。同年夏、第1子が誕生したが、子どもにはダンスの英才教育を施しそうだ。

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