Jリーグで今覚えておくべき「2人のシオン」!本間至恩と井上潮音のゴールが凄いぞ

第5節を終え、4勝1分のV・ファーレン長崎が首位に立つ明治安田生命J2リーグ。

今週ミッドウィークに行われた試合では、「2人のシオン」の活躍が話題となった。

1人目は、アルビレックス新潟の10番、本間至恩。

アカデミー出身の19歳は今年からエースナンバーを託され、アルベルト・プッチ・オルトネダ監督が展開する攻撃サッカーの中でキラリと光るプレーを見せている。

厳しい展開となった15日のFC町田ゼルビア戦では、途中出場で迎えた89分、難しいシュートを決めてチームの勝点1獲得に貢献した(動画5:36~)。

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ボレーシュートが凄いコースに!これは止められない…。

切れ味鋭いドリブルが特徴の本間だが、実はこれまでも大事な場面でのゴールが多い。この試合も全体としてはやや精彩を欠きながら、貴重な同点弾を決めてしまうあたりはさすがの一言だ。

4年ぶりのJ1復帰を目指すチームでプロ3年の彼がどれだけのパフォーマンスを見せてくれるか。19日に行われるホームのモンテディオ山形戦でも引き続き楽しみだ。

一方、東京ヴェルディでは22歳の井上潮音が躍動。

これまでプレーメーカーとして非凡な才能を見せてきた彼が、15日のヴァンフォーレ甲府ではフィニッシャーとして大活躍した。

まずは37分、ヴェルディらしい鮮やかな崩しから先制弾を奪うと(動画2:28~)、同点に追いつかれて迎えた58分にも勝ち越し弾!(動画3:45~)

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特に2点目は、この試合で井上が見せた「前への姿勢」を象徴するかのようなフィニッシュだった。

井上は東京五輪世代のMFで、以前指揮を執っていたミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が「我々にとってのメッシだ」と評したほどの逸材。

最近はその能力をチームに還元できないことが多かったが、甲府戦では殻を破り捨てるようなパフォーマンスでチームを今季初勝利に導いた。

このままチームとともに上昇気流に乗っていけるかどうか。本日18日の19時から行われるジェフ千葉との名門対決でも井上のプレーに注目したい。

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ちなみに「シオン」と言えば今季のJリーグではもう一人、アメリカ生まれのFW丹羽詩温が愛媛FCで奮闘中。

丹羽もここまで全試合に出場しているので、J2があまり分からないという方はそんな「シオンたち」を目当てに試合を観戦してみても面白いぞ。

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