気象庁は、岩手県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
岩手県 釜石市付近 約100ミリ(午後3時40分)
上空に寒気を伴った低気圧が東北地方を通過中で、岩手県内では大気の状態が不安定となっている。岩手県では、19日(日)夜のはじめ頃にかけて、大気の不安定な状態が続き、1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、土砂災害に注意・警戒が必要だ。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。