古代からの生き物集合 海きららで特別展 10月25日まで

古代から生息する生き物に目を凝らす来場者=佐世保市、海きらら

 佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)で18日、古代から生息する15種200匹の生物を集めた特別展が始まった。10月25日まで。
 数億年前からほとんど姿を変えずに生き続けている魚類や昆虫などが世界中から集められた。魚ながら肺を持つ「スポテッドナイフフィッシュ」など珍しい生物がおり、親子連れら来場者の興味をひいていた。
 同市内から親子で訪れた坂口風香さん(10)は「ノコギリウニは自分が見たことのある食用と形が違っていて驚いた」と話した。
 海きららではこのほか、開館前の生き物の様子や健康チェックを見学できる「朝の海きらら」(8月2~30日の日祝日)や、夏限定のイルカのプログラム「スプラッシュドルフィン」(7月23日~8月31日)などの催しがある。

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